エディオンに課徴金40億円、優先的地位の乱用

 公正取引委員会は16日、家電量販店「デオデオ」などを展開するエディオンが、メーカー関連会社の人員を無償で業務に従事させたとして、優越的地位の乱用とみなし、独禁法違反で約40億円の課徴金を課し、排除命令を出した。課徴金としては過去最高となる。

 公取委によると、エディオンは2008年9月~10年11月まで、業者127社から、のべ約1万1000人の派遣を受けて、無償で店舗業務に就かせたという。この事態を優先的地位の乱用と認定した。

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