「不景気は10年以上続く」レイモンド・ダリオ氏

 「(景気低迷は)10年以上続く」

 世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者レイモンド・ダリオ氏が週刊現代3月3日号でのインタビューに答えている。米誌「ニューヨーカー」の記者ジョン・カシディ氏のレポートで、先週号から始まって今週で上下編の2回目にあたる。

 ダリオ氏は08年のリーマンショック直前に、運用資金をキャッシュポジションに戻して退散し、難を逃れた有名なエピソードは、ここでも紹介されている。

 そのダリオ氏は「歴史上、最後は貨幣を印刷することなしに通貨の価値を減じた例はひとつもない。他の先進国、特にユーロとつながりのある国々は貨幣を印刷するしかなく、彼らは1930年代の恐慌を再び経験する運命にある」と説明する。

 欧州に蔓延する債務は、もはや慢性的なものだとしており、大恐慌を予測している。

 そして、ダリオ氏は11年春の段階で、カシディ氏に、欧米経済が停滞し始めると話していたといい、景気低迷が12年終わりか13年初めごろから「10年以上続く」と見ている。

 問題は日本への影響の度合いだが、われわれは来るべき困難に備える必要があるかもしれない。

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