【アカデミー賞】メリル・ストリープさん29年ぶり2度目の主演女優賞

 米映画の祭典アカデミー賞の授賞式がLAのコダックシアターで27日行われ、史上最多17回目の主演女優賞ノミネートとなったメリル・ストリープさん(62)が、29年ぶり2回目の主演女優賞を受賞した。

 ストリープさんは、英サッチャー元首相の生涯を描いた「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」で主演。首相就任前から認知症となってまで、サッチャー氏の生きざまを演じ、本命視されていた。

 イェール大大学院で演劇を学び、1977年「ジュリア」で映画デビュー。翌78年「ディア・ハンター」で早くも助演女優賞に初ノミネートされる。そして、79年には「クレイマー、クレイマー」で助演女優賞、82年には「ソフィーの選択」で念願の主演女優賞を初受賞した。

 アカデミー主演女優賞は、キャサリン・ヘプバーンさんの4回が最多となっている。

 今回のアカデミー賞で他は、サイレント映画「アーティスト」が作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門を受賞した。


メリル・ストリープさん(右)、マーガレット・サッチャー元首相

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