美人東大生座談会 東大女子の生き辛さ

慶応OB「君は東大だから」


東京大学赤門
 ここで、「中二病」「ホモソーシャル」という言葉が出たので一度整理する。中二病とは、思春期の少年少女にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する言動を、思春期以降も行う人に対して揶揄した言葉を指す。また、後者は男性同士の褒め合う文化の事を指す。では、話を本題に戻そう。

 ―なぜ、ホモソーシャルな人が多いと感じるのですか?
B「はい。中学、高校の時の部活の延長が大学でも行われて、そのコミュニティの中で優位になりたいから、皆に認められる様なかわいい子と付き合いたがる」
A「駒場祭のインカレサークルの屋台にくる他大学の女の子達とか、みんな可愛くて。細身のウィンドブレーカーに茶髪のストレートロングで、ミニスカートかショートパンツ」
C「あれは皆コピペかってぐらい同じですよね」
B「あれで世の中の現実を知りました(笑)」
A「そういった可愛くて媚びる感じの女の子が優遇されるので、生き辛さを感じます…。東大女子は媚びる女の子には生理的嫌悪感を感じるんですよね」

 ―自分はそういう風になれないから?
A「うーん…。東大女子は、基本的に誰かに頼ったり甘えたりするのが苦手だと思うんですよ。大学生になったら『自立』するのが当たり前で、自分で出来る事は自分でしてしまおうという思考がありますね」
B「でも、前、慶應卒の大手銀行勤務の方と合コンした時、『東大生』と言ったら、急に態度が変わって、『頭の良いキャラ』にされてしまって…何を言っても『君は東大だから』と言われてしまい、それもちょっと…」
C(頷きながら笑う)
A「男女差別というと言い過ぎですが、偏見も生き辛さの一つですね…」
C「私はもうその辺は気にしていません(笑)」
B「男の子なら東大に行ったメリットは大きいと思いますが、女の子なら…考えもの?」
A「同じ努力で来たはいいけど、待遇が…あれ?男女で違うぞ?みたいな」
B「女の子なら勉強ばかりするよりもいろんな生き方があるんじゃないかな…」
A「でも、もちろん東大は勉学には素晴らしい大学だと思います」
B「このもやもやと感じる生き辛さとどう付き合って行くかは本人次第ですね」

 女子会のノリで大放談となったが、東大女子はキャンパスライフを通じて、実に冷静に男子学生の思考や行動を分析していたことに驚かされる。また、自身については世間から過剰に「東大女子」と意識されて見られることもあるようだ。

 次回は、東大に入るためにどのような勉強をしてきたのかについて。保護者必見の続編をお楽しみに。

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