AIJ事件、虚偽ファンドを見破る3つのチェックポイント

 アブラハム・プライベートバンクは28日、AIJ投資顧問による約2000億円の巨額の年金消失問題で、虚偽ファンドを見分けるための3つのチェックポイントを発表した。(プレスリリース)

◆投資家が虚偽ファンドを見分ける3つのチェックポイント
1 投資ファンドのスキームに第三者機関が介在し、透明性があること
2 年率15%以上の運用実績は疑うべき
3 投資対象と投資家の間に、中間業者がいないか(個人投資家の場合も同様)

 1は、投資対象の「ファンド」の周囲にいる仲介者(カストディアン、アドミニストレーター、プライムブローカーなど)の有無を見る。投資家が確認できないようにするために、虚偽の運用会社は「コスト削減のために、そのような第三者を介在させずに運用しているのです」と言うのが常套句。

 2は、もし年率15%以上の運用成績ならば、世界的に権威のある雑誌や新聞などが調査したランキングに必ず掲載されている。

 3は、「海外ファンド」と「投資家である自分」の間に、余分な中間業者が一切介入していないこともポイント。海外投資をするために、海外口座開設やオフショアファンドブローカーなどを介在させる必要はない。



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