チャイナ・デイリーなど複数の中国メディアによると、仏高級ブランド、エルメス・インターナショナルが「エルメス」の中国語名「愛馬仕」と似た、商標「愛瑪仕」の登録抹消を求めていた訴訟で敗訴したことが28日わかった。中国企業の方が早かったというのが理由。
エルメスは中国では「愛馬仕」として展開。しかし、広東省のアパレル会社が1995年に「愛瑪仕」という商標を登録申請していた。
しかし、エルメスは商標審判委員会に登録取り消しを求めていたが、認めなかったことを不服として裁判所に提訴していた。このたびの司法判断で、エルメスの訴えを退けた。
中国では商標登録が容易だということもあり、こうした問題も多々起きている。また、今後も同種のトラブルは増えてくることになるだろう。
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