【きょうの名言】見て触って、で40兆円

 日本の家電メーカーたちが不振の中にあって、米アップルが一人勝ちの状態を築き上げていく。

 「見て触ってほしいモノがある」で、時価総額は5000億ドル(約40兆円)となった。

 「」内のセリフは、7日のアップル主催イベントの告知メール。米メディア各社に2月28日に送られてものだが、翌29日のナスダック市場のアップルの株価は前日比7.03ドル高(1.31%)の542.44ドルで取引を終了した。

 次期タブレット端末機iPad3の発表をほのめかしたものだと見られるが、この発表が好感されて、アップル株がさらに買われたわけだ。まさに、「見て触ってほしいモノがある」で時価総額が、上場来初の5000億ドル乗せ。

 そして、会社規模の大きいが、それに比して巨大すぎる自由になる手元資金は約8兆円。昨年、米国政府よりも金持ちと言われただけのことはある。


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