関西電力の平均年収945万円か

 関西電力の平成22年度の総人件費が2387億9000万円で、従業員一人あたりにすれば約945万円となることがわかった。株主の大阪市の要請に応じて提出した資料から判明した。

 総人件費2387億9000万円、その中から役員報酬、業務委託費や退職給付金などを除くと、2097億73000万円となる。従業員数は2万2207人(平成23年3月末時点)ということで計算すれば、従業員一人あたり平均は約945万円となる。

 ボーナスの一人あたり平均支給は197万8900円。「雑給」という用途不明の項目もあり、合計で17億4100万円となっている。

 業務委託費用で言うと、総費用が1232億円で、最も大きな比重を占めるのが原子力発電関係で351億円だった。

 保有資産では、土地は4676億円(帳簿価額)で、うち原子力発電用の土地は、211億円(同)を占めていた。最も大きな割合を占めるのが、送電設備(鉄塔用地など)で1274億円だった。建物は合計1671億円(同)だった。

 関連会社以外の株式は、837億円を保有している。内訳は三井住友FGが72億円、大阪ガス51億円など。


関電本社

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