枝野氏、東電所有とJKTにも言及

韓流スターより日本のスター

 今夏は電力の需給ギャップが生まれることが見込まれ、火力発電を最大限に稼働させるつもりだが「無理な節電のお願いはしない」方針を示した。

 また、今後のエネルギー政策についても、「できるだけ原発に依存しない社会を作る。どのくらいの時間を掛けてやるかわからないが可能」と、将来的な原発依存度を下げるべきとの考えを述べた。


枝野幸男経産相
 原子力エネルギーはこれまで日本の経済振興に寄与してきたことも事実。しかし、今後の経済については規格大量生産、規格大量消費ではなく、「供給過剰になっている今の壁をぶち破る必要がある」として、日本独自の農産品やクールジャパンを推し進めていく考えも示唆している。

 「高い付加価値があるものの、ビジネスとしては十分には生かされていない。韓国の歌手やアイドルが活躍しているが、日本の歌手やアイドルの方が競争力がある」と述べた。

 ただ、現状としては「ジャカルタ以外では日本の音楽は流れていない」との認識を示唆。ついに挙国体制での、日本のスター売り出しが語られた。これまで提唱されたが、大きな成果をあげたとは言いづらいクールジャパンに再び火がともる可能性も出てきた。

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