東電が東京都元局長の採用を認める

 東京電力は15日、昨年9月に東京都の幹部OB職員の天下りを受け入れていたとの報道について、「当社社員にない専門技能を有している」という理由で採用したことを認めた。今年2月に退社している。

 毎日新聞によれば、東電が3回要請し東京都元環境局長を採用し、都のエネルギー政策の非公式情報を収集し、東電に提供していた、としている。元局長は無償勤務を申し出たそうだが、結局年収500万円台の契約になったという。だが、同紙の取材を知って、2月20日に退社したという。

 東電の説明では、元局長を昨年9月1日に採用。今年2月20日に「本人の一身上の都合で」退職したという。採用理由は「当社社員にない専門技能を有している。それ以上のご返答は控えさせていただきたい」とした。

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