東日本大震災で、台湾からの義援金は200億円を超えている。思いの大きさに多くの日本国民は感謝したが、このほどの台湾政府高官の言葉はさらに、心を揺さぶる。
先日行われた、東日本大震災一周年追悼式典で台湾の代表が指名献花から外された。それは、台湾の国会でも話題に上った。
産経新聞によると、楊進添外交部長は「義援金は思いやりの結果で感謝を得る目的ではない。(日台)関係は花束一つで揺るがない」と述べたという。
台湾では3月11日には、TVや新聞は東日本大震災の話題が中心を占めたという。台湾では自国のニュース以上に大きなニュースであるようだ。
その台湾への日本政府の対応。それでも、「揺るがない」との言葉には、何も言えなくなる。