米証券大手ゴールドマン・サックスの元社員グレッグ・スミス氏が、NYタイムズ紙に同社批判を投稿した件で、創業家のヘンリー・ゴールドマン氏は、賛同の意を明らかにした。
米ビジネスインサイダーの取材に応じたもので、その中でゴールドマン氏は現状を「悪くなっている」と短く答えたという。さらに「その記事は、ウォールストリートを反映したものだと思うし、投資家に警戒を呼び掛けるものになったと思う」と話している。
ゴールドマン氏は創業者マーカス氏の孫にあたる。現在の金融王国の礎を築いた先代ヘンリー氏は父にあたる。現在は一線を退き、コロラドスプリングに住んでいるという。
ゴールドマン株は新聞に掲載された影響なのか、1日で時価総額約1800億円が消し飛んでいる。