清涼飲料水「レッドブル」を開発したChaleo Yoovidhya氏が亡くなったことが、19日わかった。89歳。
地元メディアによると、Chaleo Yoovidhya氏は17日にバンコク市内の病院で、老衰のため亡くなったという。
総資産は推定40億ドルで、タイではナンバー1の大富豪。しかし、この30年ほどはマスコミにいっさい登場しておらず、素顔はヴェールに包まれている存在だ。
中国系の移民の子孫として、製薬会社を起こし、1970年代からエネルギードリンクの開発を始め、レッドブルを開発。トラックの運転手に無料で配布して広めていった。
現在はF1の自チームからワールドチャンピオンを輩出したり、サッカーのNYレッドブルズを所有するなど、国際的な知名度も高い。
Chaleo Yoovidhya氏は経営の一線を退いており、長男が会社経営にあたっているのだという。
Chaleo Yoovidhya氏(フォーブスより)