米プロバスケットボール界のレジェンドであるマジック・ジョンソンさんのグループが、米プロ野球LAドジャーズを買収した、と27日発表された。買収額は20億ドル(約1655億円)で、米スポーツ史上最高額となる。
今回の入札にあたっては、ジョンソン氏らのグッゲンハイムグループや、スティーブ・コーエン氏らのグループ、ウォルマート創業家の娘むこで米4大スポーツ制覇が目前だったスタン・クロンキー氏らのグループらがいた。
また、西海岸の人気チームである上に、スタジアムも所有しているという付加価値も見込まれて価格が高騰した。
この激しい争奪戦に勝ち残ったグッゲンハイムグループだが、表の顔がジョンソン氏なら、裏のボスが同グループ会長のマーク・ウォルター氏。シカゴで1250億ドルの資産を運用しているとされる。だが、いまだにほとんどメディア露出はなく謎に包まれている存在だ。
LAは財政が悪化するなどして、米最大の人気スポーツ、プロフットボールのNFLのチームがなく、グッゲンハイムは今後、NFLチームの誘致をも計画に描いているとも言われている。
マジック・ジョンソン氏