枝野経産相が前日の「退席」を謝罪

 枝野幸男経産相が前日(2日)の参院予算委で、「帰ってもいいのか」などと不規則発言を行い「参議院規則51条に反する」として退席になったことで、枝野氏は3日の同委員会で「大臣席から不適切な発言を行ったことで、参院予算委員会の品位を傷つけ、お詫びを申し上げます」と謝罪した。

 前日の予算委で、岩城光英委員(自民党)が野田首相に答弁を求めたが、委員長の指名で枝野氏が答弁席に。岩城氏が不満を表すと、枝野氏は委員長から指名されていないにも関わらず大臣席から座ったままで「それなら帰ってもいいのか」と、大声でヤジを飛ばした。

 急きょ、緊急理事会で退席が決定し、約2時間半もの間、退席することになった。

 3日質問した赤石清美委員(自民党)は「(枝野氏が)帰る時の顔を見たらニヤけた顔をしていました。大臣の資格がない」と指摘。その上で辞任の考えを聞くと、枝野氏は「ございません」と答えた。

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