米ＮＹタイムズ紙に会社批判の寄稿を行った、元ゴールドマン・サックス社員グレッグ・スミス氏が、自身の経験を出版することがわかった。すでに契約を交わしており、契約金150万ドル（約1億2300万円）を受け取っているという。
スミス氏は同社で12年働き、ロンドンオフィスでは中間管理職であるエグゼクティブディレクターとして勤務。その退社日にＮＹタイムズ紙に寄稿。社内で顧客を「マペット」を呼ぶなど、顧客優先の社風が変わってしまったことや、ブランクファインＣＥＯに矛先を向けるなど波紋を呼んだ。
出版においては、ＧＳ時代の事が書かかれることになるが、実際にどこまで業務機密や会社機密に触れているものなのか、なども含めて、元身内は注目しているだろう。
