5月に新規株式上場（ＩＰＯ）を計画している世界最大のＳＮＳフェースブックが、上場先にナスダック市場を選んだことが5日わかった。米ウォールストリートジャーナルなどが伝えている。
フェースブックは米証券取引委員会（ＳＥＣ）に申請した書類には、ナスダック、ニュ
ーヨークのどちらかだとしていた。フェースブックは今年最大の目玉ＩＰＯでもあり、両取引所にとっては金の卵でもあり、激しい獲得合戦が展開されたことは予想できる。
ただ、ナスダックはアップル、グーグル、マイクロソフトなど世界的に著名なＩＴ企業が数多く上場していることもあり、選択されたのではないか、と見られる。
フェースブックは、時価総額1000億ドル超え規模になることがすでに予想され、上場時には50億ドルの資金調達を目指している。
フェースブック上場申請書類より
