反町隆史、松嶋菜々子夫妻、ドーベルマン訴訟

 反町隆史さん、松嶋菜々子さん夫妻が住む東京都内の高級マンションで飼育するドーベルマンが、著名デザイナーの妻を噛んで負傷させる事故が昨年起きた。その後、デザイナー家族が引っ越したことによって、管理会社は契約期間の賃料約5225万円を受け取ることができなかったとして、損害賠償を求めた訴訟が東京地裁で現在係争中である。高級マンション住民の間では「タレントの近くにはいっしょに住まない方がいい」というジンクスも存在するというが、このセレブ夫婦が絡んだ前代未聞の訴訟が注目を集めている。

ドーベルマンが退去の原因なのか?

 名門小学校も近く、東京都心にありながらも高台の閑静な高級住宅地にある一戸建て感覚のメゾネット。2階建て一戸あたり約230平方メートルで月額賃料175万円という物件だ。

 訴状などによると、事故が起きたのは昨年5月。松嶋さんの長女(当時6つ)が、ドーベルマンを連れている際に、マンション供用部で、デザイナー夫人の右大腿部に噛みつくという事故が発生。松嶋さんが車に乗せて病院に連れていくという事故があった(現在は両者の間で示談が成立)。牙が足に2センチ入り込んでおり、医師からは「一生傷が残るかもしれない」と言われたという。


係争中の舞台となっているマンション(一部加工)
 その直後にデザイナー家族は約6年半住んでおり、契約期間は2年間残っているものの、引っ越しを行った。原告の管理会社側は「(ドーベルマンの)事故以外に契約を終了する原因はなかった」と主張している。

 そもそも争点となるのは、このマンションの動物飼育の規定。使用細則によると、小動物のみ認められている。だが、松嶋さんサイドは弁論の中で反論している。

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