東電が福島第一作業の暴力団介入を否定

 事実上は暴力団が経営する新潟県の建設会社が、東電福島第一原発事故の作業に作業員を派遣していた、とする一部報道に対して、東京電力は10日午後の定例会見で、「そうした事実はない」と否定した。

 読売新聞の報道によると、暴力団関係者が昨春から約半年間、社員2人を福島第一原発の復旧工事に派遣していたという。作業員は、原子炉建屋周辺で、足場組みなどをしたという。

 東電は、日立製作所にも問い合わせをしたとしており、「そうした事実はない」と否定した。また、「契約書にも禁止を明文化している」と説明した。

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