ソニーは12日、1万人の人員削減など新たな経営方針を発表し、2014年度にグループ全体で売上高8兆5000億円、営業利益率5％以上を目指すと発表した。
特にエレクトロニクス事業では売上高6兆円、営業利益率5％を目指すという。その中でも、デジタルイメージング、ゲーム、モバイルの3つの事業領域をエレクトロニクス事業における重点事業領域と位置づけ、投資と開発を集中するという。3部門での14年度売上高目標は次のとおり。
・デジタルイメージング事業 1兆5000億円
・ゲーム事業 1兆円
・モバイル事業 1兆8000億円
また、最大の懸案事項でもあるテレビ事業だが、14年3月期までに60％の固定費用を削減するなど、事業構造の変革を目指す。
