AIJ投資顧問の「女帝」はまた姿見せず

 13日の衆院財務金融委員会で、AIJ投資顧問の高橋成子取締役(52)はこの日も病気を理由に証人喚問を欠席した。

 同社のバックオフィスを担当し経理を握る人物として注目を集めている。この日、高橋氏について聞かれた浅川和彦社長は「わたしはパソコン使えないので、彼女はパソコンを打って事務を担当していた」と役割を説明した。

 しかし、重要人物であるかどうかについては「名ばかりで、役員が必要なので3人名前連ねただけ。(仕事は)雑務をやっていただけで、何でここに呼び出されるのかわからない」と答弁した。

 ただ、高橋氏の給与は毎月300万円とされており、金額の大きさから見ても重要な人物ではない、との証言は当てはまらないだろう。同委員会の理事会は、今後も証人喚問を継続して要求していくという。

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