ゴルフ場運営会社大手の「アコーディア・ゴルフ」が揺れている。秋本一郎専務が独自に17日、竹生道巨社長が社有資産を私的流用したとする内容の会見を敢行。会社はこの会見を「誠に遺憾」としつつも、今後もコンプライアンス委員会は不適切な経費利用の疑いを調査していくとしている。
報道によれば、秋本氏は社内コンプライアンス委員会の委員長だったというが、4月11日に解任されたという。株主から寄せられた、社長が会社経費の私的利用を行ったとのタレコミ情報を基に、調査を行う旨を告げた直後のことだったという。
同社は、人選の選任は適切であるとした上で、「特別コンプライアンス委員会、監査役会の調査を無視して独自に記者会見におよび、私見を公表したことは誠に遺憾。適切な処置を講じる」との見解を発表した。
同社株は18日、一時はストップ安51700円となった。