米紙フォーブスは米大リーグ各球団の資産価値を算出しランキングを発表した。1位はＮＹヤンキースで18億5000万ドル（約1510億円）だった。2位には先日オーナーが替わったＬＡドジャーズが前年から75％増加して14億ドルとなった。
2位ドジャーズは、このランキング発表直後に20億ドルで落札された。ただ、ヤンキースとの価値は逆転したのかと言えばそうではないようだ。というも、現在は買い手が多く、完全な売り手市場でもあり、ヤンキースならば30～40億ドルになるとの見方もあり、一概に言うことはできない。
日本人選手3人がいるシアトルマリナーズは意外や12位に。前年比30％増の5億8500万ドルと健闘している。ただ営業利益の面で220万ドルと少し弱いようだ。
また、ダルビッシュ有投手がいるテキサスレンジャーズは7位。前年比20％減となり6億7400万ドルで、大きく価値を棄損している。
◆大リーグ（資産額、前年増減、営業利益）
1ＮＹヤンキース 18億5000万ドル 9％増、1000万ドル
2ＬＡドジャーズ 14億ドル 75％増、1200万ドル
3ボストンレッドソックス 10億ドル 10％増、2540万ドル
4シカゴカブス 8億7900万ドル 14％増、2810万ドル
5フィラデルフィアフィリーズ 7億2300万ドル 19％増、－1160万ドル
6ＮＹメッツ 7億1900万ドル －4％、－4080万ドル
7テキサスレンジャーズ 6億7400万ドル －20％ 1530万ドル
8ＬＡエンゼルス 6億5600万ドル 18％増 －1200万ドル
9サンフランシスコジャイアンツ 6億4300万ドル 1％増 880万ドル
10シカゴホワイトソックス 6億ドル 14％増 1070万ドル
その他の注目チーム
12シアトルマリナーズ 5億8500万ドル 30％ 220万ドル
15アトランタブレーブス 5億800万ドル 5％ 2070万ドル
30オークランドアスレチックス 3億2100万ドル 5％ 1460万ドル
