米アップルが24日発表した2012年1~3月期決算で、純利益が前年同期比94.1%増の116億2200万ドル(約9400億円)となった。
同社によると、売上高は同58.9%増の391億8600万ドル(約3兆1700億円)で、タブレット端末機iPadの新型モデルが、約1200万台販売されるなど、業績を強烈に後押しした。また、iPhoneは3500万台以上の販売になったという。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「iPadの販売実績にとても喜んでいる。今年さらに、革新的なものを皆さんの前にお披露目することができると思っている」と述べている。
24日のナスダック市場で、株価が調整局面にあることからか、アップル株は前日比11.42ドル安の560.28ドルで取引を終えている。