ビジネスマンの5割「老後の年金や貯蓄考えると不安」

 ソニー生命保険は25日、「リタイアしてからの人生に関するアンケート調査」の結果を発表し、リタイアしてからの人生を充実させる活動は、30~40代から準備するのが望ましいと考えている傾向が強く、その理由として「老後の年金や貯蓄について考えると不安になるから」が最も多く、50.7%だった。

 この調査は、30~60代のビジネスマン300人を対象に行ったもの。将来への不安もあるが、それ以上に前向きな理由によるものが多い。

「老後の年金や貯蓄について考えると不安になるから」50.7%
「リタイア後の人生も、若いときと同じように活気を持って過ごしたいから」41.7%
「リタイア後も誰かとつながりを持つ環境作りが重要だと考えたから」38.0%

 リタイア後も「誰かとつながりたい」とする回答は、男性の50代が高く、女性は各年代とも高めになっている。若い男性は比較的人とのつながりに関心が薄い傾向があるようだが、年齢が高くなると意識は変化するようだ。

 目的によって差はあるものの、リタイア後を見据え「30~40代からの準備が望ましい」と考えている人が多い。

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