北海道電力は25日、現在全国で唯一稼働中の原発、泊原発3号機を、予定どおりに5月5日深夜に停止する、と発表した。
全国に50基ある原子炉で唯一稼働中であり、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働にメドが立たなくなったことで、5月6日からは日本国内から原発がなくなることになりそうだ。
予定は71日程度で、8月の上旬までとなる。一次評価を行い、その結果を原子力安全・保安院に提出。その後、国による評価結果の審査が行われ、停止期間については必要に応じ、変更されることもある。
当初は4月28日から定期点検入りする計画だったものの、電力供給の安定などが考慮され5月5日になっていた。
また、東電福島第一原発事故の教訓から津波対策をとるために、8月からは防潮堤の工事も開始させる。完成は平成26年度になるという。