調査会社ロススタイン・カスは25日、ヘッジファンドマネージャーの約半数が2012年は厳しい年になる、との調査レポートを発表した。
この調査はヘッジファンド運用会社711社、400人のマネージャーから回答を得ることができたという。48%が「難しい年になる」と答えており、また40%が「米国が二番底になる」と答え、相当な厳しい年であることを、むしろ覚悟しているようだ。
しかし、そんな厳しい状況の中でも、25パーセント以上のリターン上げるのを計画している回答者は66%以上。また、80%は「今年の種まきが大切」ともしており、大きなリターンを得るための仕掛けについては抜かりはないようだ。
資金管理としては、3分の1は、2012年の中でレバレッジを使用することを考えていない。一方で半分以上は2倍未満のレバレッジを使用しているという。