GSトップがCNBCで謝罪「国民との対話不足」

 米金融大手ゴールドマンサックスグループのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は25日、CNBCに出演し、一連の騒動について「我々は、国民に対して十分な理解を得られるまでの説明を果たしていなかった」と、反省の弁を述べた。

 米CNBCに出演したブランクファイン氏は「(スミス氏がNYタイムズに寄稿した)記事については、当社の価値を正しく反映していない。クライアントと向き合い、前向きに、そして献身的に働くよう努めている」などと述べた。

 昨年は業績が振るわず、世界中で大規模なリストラを敢行。そうした中で、ロンドン勤務の中堅社員が米紙NYタイムズに批判記事を寄稿し、ブランクファイン氏は名指しで批判を受けている。

 会社の文化は変わり果てて、クライアント優先から金儲け優先に変わったと言われ、さらにはクライアントを「マペット」と呼んでいた、とも暴露された。

 ブランクファイン氏は「投資銀行はこれからも必要な産業だ」とも述べた。


ロイド・ブランクファインCEO

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