ゴールドマンがSNS専門職を募集

 米金融大手ゴールドマン・サックスグループが、ソーシャルメディアの専門職の募集を始めた。これまでソーシャルメディアとは縁が浅かった業界だが、これも時代の変化への対応か。

 募集している職種は、ソーシャルメディアコミュニティー・マネージャーと、ソーシャルメディア・ストラテジスト。

 前者は、ソーシャルメディアで発信を行う広報的な役割を担い会社のブランド構築を行うもの。後者は、オンライン上の様々な情報を分析し、自社のブランド構築などに役立てていくというものだ。

 資格としては、ソーシャルメディア運営などの経験が2~3年。あるいは5~7年のマーケティング業務経験が必要だという。

 同社は、業績が芳しくない中で、中堅社員がNYタイムズ紙に批判記事を投稿するなど弱り目に祟り目。ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)が、「国民との対話不足」と広報努力に欠けていたことをCNBCで発言している。広報政策の一つではないか、と見られる。


ゴールドマンサックス本社

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