広瀬直己常務
公的資金注入による実質的な国有化から、会長、社長人事は国主導になるものと見られていた。そこで、会長には、原子力損害賠償支援機構の下河辺和彦委員長が内定。ただし、下河内氏には企業トップとしての実務経験がないために、後任社長は内部昇格が望ましいとされていた。
広瀬氏は一橋大卒業後、東電入社。企画部門、営業部門などを経て2010年6月から常務。昨年3月の福島第一原発事故以降は、補償担当として実務を取り仕切ってきた。
公的資金注入による実質的な国有化から、会長、社長人事は国主導になるものと見られていた。そこで、会長には、原子力損害賠償支援機構の下河辺和彦委員長が内定。ただし、下河内氏には企業トップとしての実務経験がないために、後任社長は内部昇格が望ましいとされていた。
広瀬氏は一橋大卒業後、東電入社。企画部門、営業部門などを経て2010年6月から常務。昨年3月の福島第一原発事故以降は、補償担当として実務を取り仕切ってきた。