アサヒグループホールディングスは8日、カルピス買収について、親会社の味の素と合意に達したと発表した。買収金額は約1200億円の見通し。
アサヒグループのアサヒ飲料がすでにカルピスと自販機で業務提携を行っており、今回はカルピスの100%親会社である味の素との間で買収の合意に達した。2社間においては親和性が
ひじょうに高いと考えており、企業価値向上を期待している。
同社は国内清涼飲料水市場でシェア10%超えを早期の目標に掲げており、カルピス買収によって、コカ・コーラ、サントリーについで3位に浮上する。