ソフトバンクとペイパルが日本で合弁会社

 ソフトバンクは9日、米イーベイ子会社のオンライン決済会社ペイパルと日本で合弁会社「ペイパル・ジャパン」を設立することに合意したと発表した。両者が10億円ずつ出資し合い、7月の設立を目指す。

 国内のスマートフォンユーザーを対象にして、ペイパルの決済サービスを提供していくことを目的としており、日本市場の商取引の電子決済化を目指している。特にコスト面でクレジットカード決済が難しかった中小企業においても、スマフォ決済が可能となる。

 合弁会社のCEOは、ヤフーの最高執行責任責任者(COO)だった喜多埜裕明氏が就任する。

 孫氏は「両社の強みを生かしながら日本市場でペイパルヒア提供することを、大変楽しみにしています。モバイルの特性を生かした最先端の決済ソリューションです。スマートフォンが普及し続けている日本市場において大きく成長する可能性を秘めています。われわれソフトバンクグループの携帯電話事業における経験やモバイルインターネットの先進性を生かしながら、日本市場への普及を促進し、人々の生活をより便利で豊かにすることを目指していきます」と話している。

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