TOEIC高得点者でも56%が苦手と感じる

 ビジネス・ブレークスルーは10日、「TOEICテストスコアとスピーキング力の関係性」の調査結果を発表し、730点以上取得者でも56%は「英語を話すことを苦手」と感じていることがわかった。

 調査対象は、同社の大学の講義受講者か、「実践ビジネス英語講座」の受講を検討しているメルマガ登録者ら539人。

950点以上(通訳レベル) 24人
860点~(教員レベル)  91人
730点~(海外駐在レベル)186人
600点~(海外出張レベル)140人
450点~(日常会話レベル)67人
450点未満        30人

 「英語を話すことを苦手」と感じている理由の第1位は「日本語を英語に変換するのに時間がかかり、外国人の会話のスピードについていけない。、2位は「TPOに合った適切な表現、ニュアンスができているのか心配」。3位は「ボキャブラリー不足」となった。

 また「英語を話すことを得意」と回答した人でさえも、ビジネスでの会話以上にプライベート時間の会話を苦手と感じている。

【回答結果】
非常に苦手 8%
どちらかというと苦手 47%
どちらかというと得意 39%
非常に得意 6%

 回答者からの意見としては、主に次のようなものがあった。英語力というよりも、コミュニケーション力が問題だと感じさせる。
・ビジネス会話は問題ないがランチなどプライベートでの会話困難を感じる。
・文化背景理解不足を感じる。
・英語体力がなく、話していると疲労する。
・流暢さがない。
・日常会話さえ困難に感じる。
・発音に自信がない。
・リスニングができない。
・そもそもアウトプットする機会がない。


よかったらシェアしてね!
目次
閉じる