「入れ墨あり」大阪市職員が約50人

 大阪市環境局が全職員を対象にした「入れ墨」の有無の確認で、約50人が「入れ墨をしている」と回答していることが14日、読売新聞の報道でわかった。橋下徹市長は「確定数字ではないが、これに近い数字が出るなら異常」と答えた。

 市民から、入れ墨をしている職員がいる、とのタレコミが大阪市に寄せられたことを端緒に、市環境局は調査を実施。実態把握のために、全職員を対象にした初めての大規模な調査となった。

 「市民に接触する仕事ですから、民間企業でも営業マンが刺青を見えるところに入れているのは、僕の組織管理ではそういうことは許さない。初めて調査を行うということ自体も異常なこと」と橋下市長。

 強制的に行うのは憲法上のこともあり任意での調査となるが、今後はさらに数字が増えることも考えられる。

 「ここは役所であり、税金で運営している組織。市民に対しても、許認可権も持つ権力体。
原則は消してもらいますが、強制はできない」として、人事異動などで対処する方針を示した。

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