米マイアミ州の動物園では、アップルのタブレット端末機iPadをオランウータンに使用させる試みを行っている。
オランウータンと動物園職員とのコミュニケーションの促進や、また将来的に他の種類の動物同士とのコミュニケーションの可能性まで含みを持たせたもの。
オランウータンには、表現系のアプリを試し、タッチパネルを指でなぞることはすでにマスターしているという。
ただし、機械を直接渡すことはしない。理由は、オランウータンが怪力の持ち主のために、壊す可能性があるからだという。檻の外で指でなぞらせるようにしている。
AFP通信によると、将来的には別の動物園にいる動物とスカイプも使って動物同士の意思疎通をすることも考えているのだという。果たして、その段階までいくかどうか。
iPadを操作するオランウータン