格闘技イベント「K-1」の企画運営会社「FEG」が、東京地裁から破産手続き開始決定を受けていたことが16日、帝国データバンクの調査でわかった。
同社は、03年に設立された。ライツコムの代表を務めていた石井和義氏が2003年2月に法人税法違反容疑で逮捕されたことを受け、引き継ぐ形でスタートした。世にK-1ブームを起こし、社会現象にまでなるほどの人気を博したこともあった。
しかし、最近はスポンサー離れが顕著で、選手へのギャラ遅配なども言われてきた。その影響もあり、開催が中止に追い込まれたこともあった。
今年3月14日に第三者から破産を申し立てられていた。また、K-1は「K-1グローバル・ホールディングス」が引き継いでいる。