Facebook創業者父が200万株保有で60億円に

　米ＳＮＳフェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ氏の父で歯科医のエドワード氏が同社株200万株を保有していることが18日までにわかった。1株＝38ドルなら、7600万ドル（約60億円）となる。米ＮＹマガジンの取材にエド氏が答えたもの。

　エドワード氏は、1978年にＮＹ大学を卒業し、歯科医としてサンフランシスコで開業している。高い技術が認められＮＹ大フェロー、また、2012年「最も好感が持てる医師」にも選ばれるなど、技術だけでなく患者にも人気が高い。また、歯科診療だけでなく、法廷、保険会社の調査にも協力しているという。

　ＮＹマガジン誌で語ったところによると、マーク氏は子供のころに妹ランディ氏とともに、父のパソコン周りで過ごす時間が長かったという。初めて触れたパソコンは父親の「アタリ800」で、それでコードを学んだという。

　4人兄弟の上から2人目。ランディ氏は3人目（後にフェースブックでともに働く、現在は独立起業）。

　そして、数年前に200万株を購入するオプションを与えられたという。エド氏は断ったが、取締役会が反対。結局は、エド氏のため株式は発行されたのだという。結果として、素晴らしい親孝行になった。