米SNSフェイスブックが18日、ナスダック市場に新規上場を果たし、創業者マーク・ザッカーバーグ氏は3000万株を売却し、推定で11億4000万ドル(約901億円)になるが、地元カリフォルニア州と国は多額の税収で潤うことになる。
LAタイムズによると、ザッカーバーグ氏が売却益によって支払う税金は、本社所在地のカリフォルニア州に州税として1億8900万ドル(約149億円)、さらに国に連邦税として7億1400万ドル(約564億円)となるという。
今回は連邦よりも、財政難のカリフォルニア州にとってのメリットがかなり大きいだろう。
グーグル効果がハッキリ出た2005年には、キャピタルゲイン課税は540億ドルとなり、2004年の397億ドルを大きく超えているが、今回のフェースブック効果はそれ以上になるだろう。