米ＳＮＳフェイスブックの上場主幹事を務めた、米証券大手モルガン・スタンレーが、株価を買い支えたと見られるとロイター通信が伝えている。
18日（米時間）の公開予定価格は、1株＝38ドルだったが、38ドル近辺で多額の買い注文が入っていた。結果的には、これに支えられた形で、42.05ドルの上場初値を付けた後で、最高値45ドルまで上昇した。しかし、その後は下げていき、終値は38.23ドルと振るわなかった。
ロードショー期間中のブックビルディングで、機関投資家の応募が殺到し枠をオーバーしたとされた。そのため、モルスタは価格引き上げと株数増加を急遽、決めていた。
それがなければ、公開価格割れとなっていたかどうか？ このＩＰＯが、成功かどうかは評価の別れるところとなっている。
