英大手ヘッジファンド運用会社マン・グループは21日、FRMホールディングスを買収することで合意したと発表した。買収資金は前払いではなく、今後3年間で8280万ドル(約65億円)を支払うことになるという。
FRMは、運用総資産約80億ドル(約6300億円)。同社の総資産額の推移に従って買収額の支払い金額が変化する契約になっているという。
この買収によって、非米国系では最大のファンド・オブ・ヘッジファンドになる。また、マンは統合により、2013年から4500万ドルのコスト削減効果をもたらすと見込んでいる。