米グーグルがコーネル大学にNY・ルーズベルト島のオフィスを提供することに合意し、共同創業者ラリー・ペイジCEOが21日、マイケル・ブルームバーグ市長と記者会見に出席した。
NYルーズベルト島にコーネル大がハイテク技術の棟を建設するが、それに伴ってグーグルが2万2000平方フィートのオフィス(研究所)を最初の数年間、無償で提供することに決まった。
NY市がデジタル都市推進を目指す事業として行っており、すでにツイッターもオフィスを構えるなどしている。今回のグーグルとの試みでは、東海岸からも多くの人材を新たに輩出することが狙い。ペイジ氏も「まだまだ、この世界で働く人材が不足している」とコメントしている。
市が助成金も出しており、両者にとってメリットの大きな取り組みとなる。
左からラリー・ペイジ氏、マイケル・ブルームバーグ氏