福岡市の人口2035年に160万人に、神戸市抜く

 福岡市は22日、市の人口が2035年(平成47年)には人口が160万人に達するとの予想を発表した。神戸市を抜き、札幌市に次ぐ規模水準となる。現在は約148万人。

 前回2002年に作成した資料よりも、持続的な成長が続いており、成長期間、さらには人口規模も拡大している。また、生産年齢人口も、全国的に減少する中で、ほぼ横ばいで推移するという点でも競争力は高そうだ。

 ただ、その一方で、財源不足は深刻であり、一般財源の総額は横ばいのままで伸びは期待できない。今後10年間で約3%の上昇。それに対して、老齢人口の増加にともなって、医療・介護保険関連の支出が10年間で30%増加の見通しとなっている。

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