福島の放射性物質の放出量90万テラベクレル

 東京電力は24日、福島第一原発事故で昨年3月12日か~3月31日の間に、大気中に放出した放射性物質について、90万テラベクレルになったと発表した。原子力安全委員会、原子力安全・保安院が出した数値よりも高くなった。

 昨年4月以降の大気への放射性物質の放出量については、東電は「3月中の放出量に対する割合が1%未満と大変低く、総体として数値への影響がないことから、今回お知らせした放射性物質の放出量には含めておりません」としている。

 海洋放出された放射性物質は、ヨウ素131が1万1000テラベクレル、セシウム134が3500テラベクレル、セシウム137が3600テラベクレルという推計だった。

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