「焼肉酒家えびす」買収会社が民事再生法申請

 集団食中毒を起こした「焼肉酒家えびす」を買収した、スタンドサービス(本社・福島県郡山市)が28日、福島地裁郡山支部に民事再生法の適用を申請し保全が下ったことが同日、東京商工リサーチの調べでわかった。負債総額は約72億円。

 スタンドサービスは、福島県内でセルフガソリンスタンド「まうちゅう」や、焼肉店舗運営、不動産賃貸業などを展開。昨年7月、集団食中毒事件を起こした「焼肉酒家えびす」の運営会社フーズ・フォーラスから20店舗を約2億円で買収した。

 原油価格の高騰などでガソリンスタンドの収益が悪化し、焼肉も風評被害で客足が激減するなど低迷した。

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