東電が賞与を料金値上げに計上

 東京電力が、社員の今冬の賞与147億円分を料金値上げの原価に計上していることが29日までにわかった。

 毎日新聞によると、東電が経産省に示した資料には、2012年度のボーナスを147億円計上しており、13~14年度も各290億円以上のボーナスを見込んでいるという。

 東電はこの7月から家庭向けである規制部門の料金を約10.28%値上げすることを経産省に申請している。

 同社は社員の年収の一律20%カット、管理職は25%カットを実施している。しかし、すでに公的資金は3兆円以上入っており、電気料金値上げという点も合わせれば、国民からの合意を得られそうにない。


東電本店

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる