米ＳＮＳフェイスブックのＩＰＯの主幹事を務めた、モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者（ＣＥＯ）が31日、米ＣＮＣＢでフェイスブックの株価上昇については「まだ時間が必要」と述べた。
ロードショーの段階で公開株数を増したが、個人投資家からが26％もあり、前例のないほどの高い需要だったと明らかにした。
ただ、上場当日はナスダック市場のシステム異常もあり混乱。その後は株価がダブついていった。今後について、ゴーマン氏は「株価回復までには時間が必要」とし、また、ＩＰＯ自体が失敗だったとの声もあるが、「（幹事業務）は我々は長い実績がある」との見方を示した。
31日の同社株は前日比1.41ドル高の29.60ドルで取引を終了している。
ジェームズ・ゴーマンＣＥＯ
