Ｆ1レースなどの運営権利を保有するフォーミュラワン・グループが、シンガポールで計画していた新規株式上場を延期することが4日までにわかった。
ＮＹタイムズによると、30億ドル規模のＩＰＯを計画していたが、ここにきて先行きの市場の不安定さが目立つことから、いったん延期することにしたという。急ぐ必要はないもので、あくまでも中止ではないという。今後も最適と見られるタイミングを測っていくことになりそう。
本来であれば今週にもシンガポールの当局に書類を提出する可能性があったという。
フォーミュラワン・グループは、81歳のバーニー・エクレストン氏が率いている。経済不安から開催に難儀さがつきまとう欧州から、将来的には欧州以外の場所で開催を増やしていきたい方針を打ち出している。
バーニー・エクレストン一家
