関西電力が株主提案にすべて反対

 関西電力は7日、株主総会の招集通知で、大阪、京都、神戸3市による株主提案に対して反対した。

 特に9%超を保有する筆頭株主の大阪市は、定款変更として、可及的速やかに全ての原発を廃止することを求めているが、関電の取締役会は反対するなど、他の議案についてもすべてについて反対を表明している。

 原発について、大阪市よりも少しだけ緩い姿勢の京都市と神戸市が提案している、原発に依存しない電力供給体制の早期構築、についても反対だった。

 関電は昨年の総会時間は、同社史上最長の4時間50分となった。今年は大阪市の橋下徹市長も出席を表明するなど、昨年以上に揉める可能性もありそうだ。今年は27日に行われる。


関電本社

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