健気さを演出
ユリエ「服も鞄もノーブランド。コートや靴も1シーズン1着、1足。下はジーパンやシャツでOK。普通の質素なOLってこんなもんでしょ? 年収200万円代で質素に生活しながらも健気に頑張っている”可哀想感”が男心をくすぐるんです。顔も美人すぎると警戒されるので、私みたいな中の上レベルくらいがちょうどいいんです」
また、アクセサリーや洋服などを買ってもらった場合は、次に会うときから必ずそれを身につけるのも男心を悦ばせるテクニックだ。
ユリエ「仕草や話し方は、適度なブリッコが基本です。上目遣いで潤んだ目で見つめるなどのベタな攻めって案外効くんですヨ」
ある程度関係が進んできたら、架空のライバルをしたてあげ、「○○さんっていう人から結婚を前提に…って口説かれているの」などといって男の競争心を煽るのも鉄板テクだという。
さて、同じお金持ちでも代々の資産家よりも、一代で財を成した実業家などのほうが愛人向きだという。ユリエ「使うのが大好きだから、一代で成り上がることができるんです。いわばデキる男にとっては、女を囲うことはステイタス。もちろん、大金を使ってもらうのですから、女もそれなりにドラマを演じなければなりません」
ただ、お金持ちの男から好かれるだけではダメなのだ。“気持ちよく”お金を出してもらえるようしむけないと、ゆくゆくトラブルの元にもなる。
次回は、その「金を出させるテクニック」について紹介していこう。