女川原発1号機クレーン損傷していた

 東北電力は、女川原子力発電所1号機の原子炉建屋内に設置している、天井クレーンが損傷していることが判明した、と発表した。

 同社によると、これは同建屋5階に設置している原子炉建屋天井クレーンで、昨年9月12日に走行確認を実施したところ、異音が確認されたという。

 その後は、異音の原因調査を計画的に行っていたが、今年5月29日に4カ所あるクレーンの走行部のうち1カ所に、異物が確認されたという。走行部内部の軸受けの損傷が確認された。

 昨年3月の東日本大震災の影響も原因の可能性と見て調べている。

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